2018年8月31日(金)東証2部上場タツモ (6266)が「東京証券取引所市場第一部指定承認」と「新株式発行及び株式売出し」を発表しました。
タツモは、173万株の公募増資及びオーバーアロットメントによる売出しに伴う最大26万株の第三者割当増資を行い、金額にして24億円規模の資金調達を実施します。主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。発行価格等の決定日は、9月10日(月) から9月12日(水)までのいずれかの日を予定しています。
調達した資金は、13億円を新社屋及び研究棟の建設に係る設備投資資金に、7億円を半導体製造装置、大型基板塗布装置、ウェーハ搬送用ロボット及び新規事業の各分野の開発に係る研究開発資金に、2億円をベトナムの連結子会社への投融資資金に、残額を借入金の返済資金の一部に充当する予定です。
また、タツモは、9月21日(金)をもって東証2部から東証1部に昇格する予定です。
9月10日追記
タツモの発行価格は1株につき1,163円、受渡日は9月21日(金)に決まりました。
9月13日追記
タツモは、売り禁になりました。(9月14日~)
2022年5月27日追記
【PO】タツモ (6266)が公募増資及び株式の売出しを発表!
2022年5月27日、東証1部上場タツモ (6266)が「新株式発行及び株式売出し」を発表しました。 タツモは、130万株の公募増資及び最大19万株のオーバーアロットメントによる売出しに伴う第三者割当増資を行い、金額にして18億円規模の資金...
■公募・売出し(PO)情報
銘柄名 | タツモ |
コード番号 | 6266 |
上場市場 | 東証2部→東証1部 |
新株発行 | 1,739,200株 |
売出株数 | 0株 |
OA売出 | 260,800株 |
合計 | 2,000,000株 |
希薄化 | 17.5% |
自己株式を除いた発行済み株式総数に対する売出株数の割合 | 0% |
仮条件 | 4.0% ~ 6.0% ディスカウント |
発行価格決定日 | 9月10日(月)~9月12日(水)のいずれかの日に決定 |
条件決定日 | 9月10日(月) |
発行価格(ディスカウント率 ) | 1,163円(4.04%) |
受渡予定日 | 9月21日(金) |
受渡日 | 9月21日(金) |
受渡日始値(発行価格比) | 1,170円(+0.6%) |
調達資金使途 | 新社屋及び研究棟の建設に係る設備投資資金 半導体製造装置、大型基板塗布装置、ウェーハ搬送用ロボット及び新規事業の各分野の開発に係る研究開発資金 連結子会社への投融資資金 借入金の返済資金 |
■幹事
証券会社名 | 割合 | |
主幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 75% |
引受人 | 野村證券 | 12% |
引受人 | みずほ証券 | 10% |
引受人 | SMBC日興証券 | 3% |
■企業情報
事業内容 | 半導体装置が主軸に成長。液晶カラーフィルター用塗布装置で高シェア。東京応化工業と密接 |
信用/貸借 | 貸借 |
株主優待 | なし |
■投資指標
2018年8月31日時点
株価 | 1,512円 |
時価総額 | 174億円 |
PER | 9.8倍 |
PBR | 2.63倍 |
配当利回り | 0.73% |
■タツモのPO評価(管理人の参加について)
タツモが公募増資を発表しました。1株利益の希薄化や株式需給の悪化が懸念されます。
東証1部への昇格については、好感されそうです。
POについては、貸借銘柄なので参加予定です。
参考記事>>貸借銘柄のPO(公募増資・売出)に参加する理由
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