2025年10月24日、東証プライム上場霞ヶ関キャピタル (3498)が「新株式発行及び株式売出し」を発表しました。
霞ヶ関キャピタルは、400万株の公募増資、61万株の株式売出し及び最大69万株のオーバーアロットメントによる売出しを行います。10月24日の終値で計算した資金吸収金額は、524億円規模です。
主幹事はみずほ証券です。発行価格等決定日は11月5日(水)~11月10日(月)までのいずれかの日を予定しています。
調達資金は、ホテル事業、物流事業、ヘルスケア事業、海外事業のための開発用地取得資金、開発資金及び物件取得資金に充当予定です。
売出し人は小川 潤之会長及び河本 幸士郎社長です。
公募・売出し(PO)情報
| 銘柄名 | 霞ヶ関キャピタル |
|---|---|
| コード番号 | 3498 |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 新株発行 | 4,000,000 株 |
| 株式の売出し | 610,000 株 |
| OA売出 | 691,500 株 |
| 合計 | 5,301,500 株 |
| 希薄化 | 19.1% |
| 売出株数の割合 | 3.1% |
| 仮条件 | % ~ % ディスカウント |
| 発行価格決定日 | 11月5日(水)~11月10日(月)のいずれかの日に決定 |
| 条件決定日 | 未定 |
| 発行価格(ディスカウント率 ) | 未定(%) |
| 受渡予定日 | 11月13日(木)(最短) |
| 受渡日 | 未定 |
| 受渡日始値(発行価格比) | 未定() |
幹事
| 証券会社名 | |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 幹事 | 大和証券 |
| 幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| 幹事 | SMBC日興証券 |
企業情報
| 事業内容 | 物流施設やアパートメントホテルなど不動産投資商品組成・運用 |
|---|---|
| 信用/貸借 | 貸借(注意) |
| 株主優待 | 株主優待ポイント |
投資指標
2025年10月24日時点
| 株価 | 9,890円 |
|---|---|
| 時価総額 | 1,959億円 |
| PER | 11.8倍 |
| PBR | 5.40倍 |
| 配当利回り | 1.67% |
過去の結果
| 受渡日 | 発行価格 | 受渡日始値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 2019年11月18日 | 6,237円 | 5,740円 | -8.0% |
| 2021年12月28日 | 2,818円 | 2,829円 | +0.4% |
| 2023年12月26日 | 7,267 円 | 8,360円 | +13.1% |
霞ヶ関キャピタルのPO評価(管理人の参加について)
霞ヶ関キャピタルが公募増資を約2年ぶりに発表しました。1株利益の希薄化や株式需給の悪化が懸念されます。
POについては、貸借銘柄なので参加予定です。霞ヶ関キャピタルは貸株注意喚起銘柄に指定されています。
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