2021年3月1日、東証1部上場早稲田アカデミー （4718）が「公募による新株式発行及び自己株式の処分、第三者割当による自己株式の処分及び当社株式の売出し並びに主要株主の異動」を発表しました。
早稲田アカデミーは、195万株の公募増資及び65万株の自己株式の処分、7.5万株の日本マスタートラスト信託銀行株式会社（株式付与ESOP信託口）を割当先とする第三者割当による自己株式の処分並びに最大39万株のオーバーアロットメントによる売出しに伴う第三者割当増資を行い、28億円規模の資金調達を実施します。主幹事は大和証券です。発行価格等決定日は3月10日(水)から3月12日(金)までのいずれかの日を予定しています。
調達した資金は、商圏拡大を図るための新校舎設置、学習環境の向上を図るための校舎設備の改修、増床、及びリニューアルにかかる設備投資資金、並びに、ICTの活用により顧客サービス向上と業務効率改善を推進するための情報システム関連投資資金に充当する予定です。併せて、財務基盤の一層の強化と機動的な経営戦略推進を支える財務体質の構築のために、短期借入金の返済資金への充当も予定しております。
3月10日追記
早稲田アカデミーの発行価格は1株当たり936円 （割引率3.01%）、受渡日は3月17日(水)に決まりました。
公募・売出し（PO）情報
| 銘柄名 | 早稲田アカデミー |
|---|---|
| コード番号 | 4718 |
| 上場市場 | 東証1部 |
| 新株発行 | 1,951,200株 |
| 自己株式の処分 | 657,500株 |
| 第三者割当による自己株式の処分 | 75,000株 |
| OA売出 | 391,300株 |
| 合計 | 3,075,000株 |
| 希薄化 | 16.2% |
| 売出株数の割合 | 0.0% |
| 仮条件 | 3.0% ～ 5.0% ディスカウント |
| 発行価格決定日 | 3月10日(水)～3月12日(金)のいずれかの日に決定 |
| 条件決定日 | 3月10日(水) |
| 発行価格(ディスカウント率 ) | 936円（3.01%） |
| 受渡予定日 | 3月17日(水)～3月19日(金)のいずれかの日 |
| 受渡日 | 3月17日(水) |
| 受渡日始値（発行価格比） | 948円（+1.3%） |
幹事
| 証券会社名 | |
| 主幹事 | 大和証券 |
企業情報
| 事業内容 | 集団指導塾『早稲田アカデミー』運営 |
|---|---|
| 信用/貸借 | 貸借（売り禁） |
| 株主優待 | 1,000円相当のクオカード、5,000円相当の株主優待券 |
投資指標
2021年3月1日時点
| 株価 | 1,009円 |
|---|---|
| 時価総額 | 168億円 |
| PER | 42.77倍 |
| PBR | 1.94倍 |
| 配当利回り | 1.98% |
早稲田アカデミーのPO評価（管理人の参加について）
早稲田アカデミーが公募増資を発表しました。1株利益の希薄化や株式需給の悪化が懸念されます。
公募増資発表後、早稲田アカデミー株は売り禁になりました。
POについては、貸借銘柄ですが売り禁なので不参加の予定です。
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