2018年9月6日(木)東証1部上場アウトソーシング (2427)が「新株式発行及び株式売出し」を発表しました。
アウトソーシングは、2,241万株の公募増資及びオーバーアロットメントによる売出しに伴う最大103万株の第三者割当増資を行い、国内及び海外から金額にして451億円規模の資金調達を実施します。また、代表取締役会長兼社長である土井春彦氏を売出人として、300万株の株式売出しも同時に実施します。国内募集の主幹事は野村證券及びメリルリンチ日本証券です。発行価格等の決定日は、9月26日(水) から9月28日(金)までのいずれかの日を予定しています。
調達した資金は、400億円をM&Aに関連して借り入れた金融機関からの借入金の返済資金の一部に充当し、残額は運転資金の一部に充当する予定です。
9月26日追記
アウトソーシングの発行価格は1株につき1,611円、受渡日は10月4日(木)に決まりました。
■公募・売出し(PO)情報
銘柄名 | アウトソーシング |
コード番号 | 2427 |
上場市場 | 東証1部 |
新株発行 | 22,415,000株 (国内3,900,000株 海外18,515,000株) |
売出株数 | 3,000,000株 |
OA売出 | 1,035,000株 |
合計 | 26,450,000株 |
希薄化 | 23.0% |
自己株式を除いた発行済み株式総数に対する売出株数の割合 | 2.9% |
仮条件 | 3.0% ~ 6.0% ディスカウント |
発行価格決定日 | 9月26日(水)~9月28日(金)のいずれかの日に決定 |
条件決定日 | 9月26日(水) |
発行価格(ディスカウント率 ) | 1,611円(4.05%) |
受渡予定日 | 10月4日(木)~10月9日(火)のいずれかの日 |
受渡日 | 10月4日(木) |
受渡日始値(発行価格比) | 1,707円(+6.0%) |
調達資金使途 | M&Aに関連して借り入れた金融機関からの借入金の返済資金 運転資金の一部 |
■幹事
証券会社名 | |
共同主幹事 | 野村證券 |
共同主幹事 | メリルリンチ日本証券 |
引受人 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
引受人 | いちよし証券 |
引受人 | 丸三証券 |
引受人 | 香川証券 |
引受人 | 静銀ティーエム証券 |
引受人 | みずほ証券 |
引受人 | 水戸証券 |
引受人 | 立花証券 |
■企業情報
事業内容 | 工場製造ラインへの人材派遣・請負が主力。M&Aで技術者派遣や海外事業にも展開し急拡大 |
信用/貸借 | 貸借 |
株主優待 | あり QUOカード |
■投資指標
2018年9月6日時点
株価 | 1,804円 |
時価総額 | 1,840億円 |
PER | 26.7倍 |
PBR | 9.89倍 |
配当利回り | 1.16% |
■アウトソーシングのPO評価(管理人の参加について)
アウトソーシングが公募増資と株式売出しを発表しました。1株利益の希薄化や株式需給の悪化が懸念されます。最近のPOの中では、規模がでかいです。
POについては、貸借銘柄なので参加予定です。
参考記事>>貸借銘柄のPO(公募増資・売出)に参加する理由
コメント