急騰するルネサスエレクトロニクス(6723)の受渡日の株価はいくらか?過去の例を調べてみた。

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6月13日(火)前日に売出価格が決定したルネサスエレクトロニクス(6723)が急騰し、終値は前日比10.9%高の1,150円でした。これは、売出価格825円からすると、39.4%も高い水準であるため、売出株に当選した方にとっては受渡日の株価が気になるところだと思います。

そこで、過去価格決定後から受渡日前までに急騰した株の受渡日の株価を調べてみます。

もしかすると、ルネサス株は現在売出価格と40%近いかい離があるため、ここまでのかい離があった株はないと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年50%以上かい離が広がった株があったので、その株の受渡日の株価をみてみます。

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■その株とは?

昨年11月に公募増資を行ったトランザクション (7818)です。

トランザクションの価格決定日の株価は1,757 円、発行・売出価格は1,686 円(ディスカウント率4.04%)でしたが、価格決定日以降急騰し、受渡日の3営業日前には高値2,642円をつけ、その時の発行・売出価格とのかい離率は56.7%にも達していました。

■トランザクションの受渡日の株価は?

トランザクションの受渡日の始値は、前日比18.5%安で寄り付き1,760円でした。

この株価は、発行・売出価格1,686 円よりも4.4%高い水準になりますが、高値2,642円からすると33.3%安の水準です。

■ルネサス株はどうなる?

ルネサス株の具体的な受渡日の株価について予想するのは難しいですが、トランザクションの様に受渡日にかけて大きく下落していくと思われます。

トランザクションが受渡日にかけて大きく下落した原因はいくつかあると思いますが、トランザクションが貸借銘柄になっていなかったため高騰局面でもヘッジ売りできず受渡日に公募分の売りが殺到したという事情があります。

ルネサス株は貸借銘柄ですが売り禁のため大多数の方はヘッジできておらず、受渡日に売りが殺到すると思われます。本日、今年最高の1,864万株の出来高がありましたが、これでも売出し株数の5%弱しかありません。

ちなみに、2015年以降公募価格比で受渡日に最も上昇率の良かった株でも昨年の森ヒルズリート投資法人の公募価格比+16.0%だったので、その数字をルネサス株に当てはめると957円となります。

ルネサスエレクトロニクスのPO詳細

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