2021年11月26日、東証2部上場ＳＩＧグループ （4386）が「株式の売出し」を発表しました。
ＳＩＧグループは、59万株の売出し及び最大8.8万株のオーバーアロットメントによる売出しを実施します。11月26日の終値で計算すると、金額にして4.4億円規模の売出しです。
主幹事は岡三証券です。売出価格等決定日は12月6日(月)から12月8日(水)までのいずれかの日を予定しています。
売出人は、石川純生(社長)、藤岡昭行などです。売出しの目的は、は株主層の拡大、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るためです。
なお、株式売出しに伴う当社株式需給への影響を緩和する観点から、取得株式の総数118,000株、取得価額の総額1.18億円をそれぞれ上限とし、2021年11月30日（火）から2021年12月１日（水）までを取得期間として、自己株式の取得に関する事項を決定しています。
当該自己株式取得に応じて、売出人の保有する当社普通株式の一部を売却する可能性があります。なお、自己株式取得に関し、当社は、石川純生より、その保有する当社普通株式のうち最大118,000株をもって応じる意向を有している旨の連絡を受けています。
11月30日追記
自己株式の取得により売出株式数が変更になります。
株式の売出し590,000株⇒472,000株
オーバーアロットメントによる売出し88,500株⇒70,800株
12月6日追記
ＳＩＧグループの売出価格は、1株につき533円（割引率4.14%）に決まりました。
公募・売出し（PO）情報
| 銘柄名 | ＳＩＧグループ |
|---|---|
| コード番号 | 4386 |
| 上場市場 | 東証2部 |
| 新株発行 | 0株 |
| 売出 | 472,000株 |
| OA売出 | 70,800株 |
| 合計 | 542,800株 |
| 希薄化 | 0.0% |
| 売出株数の割合 | 9.4% |
| 仮条件 | 4.0% ～ 6.0% ディスカウント |
| 売出価格決定日 | 12月6日(月)～12月8日(水)のいずれかの日に決定 |
| 条件決定日 | 12月6日(月) |
| 売出価格(ディスカウント率 ) | 533円（4.14%） |
| 受渡予定日 | 売出価格等決定日の5営業日後の日 |
| 受渡日 | 12月13日(月) |
| 受渡日始値（売出価格比） | 560円（+5.1%） |
幹事
| 証券会社名 | |
|---|---|
| 主幹事 | 岡三証券 |
岡三オンラインでもお申し込みできます。（12月3日追記）
企業情報
| 事業内容 | システム開発会社 |
|---|---|
| 信用/貸借 | 貸借（売り禁） |
| 株主優待 | なし |
投資指標
2021年11月26日時点
| 株価 | 651円 |
|---|---|
| 時価総額 | 38.6億円 |
| PER | 14.1倍 |
| PBR | 2.27倍 |
| 配当利回り | 2.61％ |
ＳＩＧグループのPO評価（管理人の参加について）
ＳＩＧグループが株式の売出しを発表しました。1株利益の希薄化はありませんが、株式需給の悪化が懸念されます。
ＳＩＧグループは、PO発表後売り禁となっています。
POについては、貸借銘柄ですが売り禁なので不参加の予定です。規模も非常に小さいです。
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