シャープ (6753)が増資を行う予定であることを発表!

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2018年6月5日(火)取引時間中東証1部上場シャープ (6753)が「自己株式(A種種類株式)の取得に係る事項の決定及び新株式発行に係る発行登録」を発表しました。

シャープは、2018年6月13日から2019年6月12日までの間に2,000億円を上限とする増資を実施する予定です。増資の具体的な実施時期、募集方法、発行条件及び発行総額等は未定となっています。募集方法については公募増資(海外募集を含みます。)も含めて検討されています。

調達した資金は、A種種類株式の取得資金、設備投資及び研究開発費用等に充当する予定です。A種種類株式の取得価額の総額は1,850億円です。

A種種類株式の取得は、将来のA種種類株主に対する優先配当及び金銭償還の負担軽減等を目的としたものです。

6月22日追記
【PO】シャープ (6753)が公募増資及び株式売出しを発表!

■増資情報

銘柄名シャープ
コード番号6753
上場市場東証1部
新株発行未定(2,000億円規模)
売出株数未定
OA売出未定
合計未定
希薄化未定
自己株式を除いた発行済み株式総数に対する売出株数の割合未定
調達資金使途A種種類株式の取得資金
設備投資及び研究開発費用等

■企業情報

事業内容電機大手。テレビ、液晶パネル、白モノ家電等展開。16年8月、台湾・鴻海精密工業の子会社に
信用/貸借信用
株主優待なし

■投資指標

2018年6月5日時点

株価2,833円
時価総額1兆4,117億円
PER17.6倍
PBR3.72倍
配当利回り0.35%(実績)

■シャープ の増資評価(管理人の参加について)

シャープが、自己株式(A種種類株式)の取得と増資を行う予定であることを発表しました。現在の株価水準から計算すると2,000億円規模の増資だと現在の発行済株式数の14%にあたる7,000万株程度の新株式発行となる見込みです。

取引時間中、シャープ株は発表直後に前日比10%安まで売られる場面がありましたが、終値は4%安まで戻しています。優先株取得のための増資は、金利負担や将来の希薄化懸念がなくなるため良い増資と見られやすいのかもしれません。前日に同じく優先株取得のための増資を発表していたハウスドゥは前日比プラスで終えていました。

実際に公募増資が発表された場合ですが、時価総額1兆円を超える会社ですが信用銘柄であるため参加するかは微妙なところです。

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