IPO(新規公開株)と違いPO(公募増資・売出し)の場合、既に上場している株式であるため取引が行われているのにも関わらずPO(公募増資・売出し)で当選し購入した株はしばらく売れずイライラして、いつになったら売れるんだと気になる方も多いでしょう。
結論から申し上げると、PO(公募増資・売出し)で当選し購入した株は、受渡日が売却可能日になっています。受渡日以降は自由に売ることが可能になります。
■受渡日はいつ?
具体的な受渡日については、銘柄によって異なります。一般的には、発行価格等決定日の6営業日後の日となることが多いです。祝日等がなければ、月曜日に発行価格等が決定した場合は、翌週の火曜日が受渡日となります。
ただし、先ほど申し上げたように受渡日は銘柄ごとに異なりますので必ず信頼できるサイトで確認することをオススメします。Twitterや掲示板等では誤った情報が記載されていることが非常に多いです。(払込期日を受渡日と間違えやすいです。)
■受渡日前に売る方法
すべての銘柄でできる訳ではありませんが、受渡日前に売る方法もあります。
空売り可能な銘柄に限定されますが、価格決定後受渡日前に空売りを行い受渡日にPO(公募増資・売出し)で当選し購入した株で現渡しすることで、実質的に受渡日前に売ることができます。ただし、貸株料や逆日歩の支払いがあるので注意は必要です。
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