モーニングスター (4765)のPOは、売り禁の貸借銘柄なので普段なら不参加とするところですが、今回、共同主幹事となっているSBI証券では、PO銘柄購入でIPOチャレンジポイントプレゼントキャンペーン中となっているので、IPOチャレンジポイント目当てにモーニングスター を購入するのはありか検証してみたいと思います。
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想定される損失は?
今回のモーニングスターは、SBI証券が共同主幹事となっているので、過去SBI証券が主幹事だったときのPOの結果を当てはめてみます。
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モーニングスターの発行価格を480円(10月2日の終値500円から4%ディスカウント)と仮定すると、SBI証券が主幹事だったときのPOの発行価格から受渡日始値までの平均的な騰落率は-5.5%だったので、それを当てはめると受渡日始値は454円と想定されます。
つまり、POの参加者は100株当たり2,600円の損失となると想定されます。
ポイント単価は?
100株当選し、購入した場合は、購入意思表示で1ポイント、100株購入で1ポイントで合計2ポイントもらえます。
そのため、さきほど例だと、1ポイント当たり1,300円の損失となります。
結論
IPOチャレンジポイントは、保守的にみると1ポイント当たり500円ほどの価値しかないので、1ポイント当たり1,300円の損失を出して獲得するのは割に合わないです。
そのため、モーニングスターのPOにIPOチャレンジポイント目当てで参加するのはなしです。