2018年3月30日(金)東証1部上場サンワテクノス （8137）が「新株式発行及び自己株式の処分並びに株式売出し」を発表しました。
サンワテクノスは、最大160万株の新株発行及び57万株の自己株式の処分を行い、金額にして37億円規模の資金調達を実施します。主幹事は大和証券です。発行価格等決定日は4月9日(月)から4月12日(木)までのいずれかの日を予定しています。
調達した資金は、業容拡大に伴い、仕入が増加したことによる買掛金の支払として金融機関から調達した短期借入金及び長期借入金の返済資金に充当する予定です。
4月9日追記
発行価格は1株につき1,540円、受渡日は4月17日(火)に決まりました。
■公募・売出し（PO）情報
| 銘柄名 | サンワテクノス |
| コード番号 | 8137 |
| 上場市場 | 東証1部 |
| 新株発行 | 1,321,000株 |
| 自己株式の処分 | 579,000株 |
| 売出株数 | 0株 |
| OA売出 | 285,000株 |
| 合計 | 2,185,000株 |
| 希薄化 | 15.8% |
| 仮条件 | 3.0% ～5.0% ディスカウント |
| 発行価格決定日 | 4月9日(月)～4月12日(木)のいずれかの日に決定 |
| 条件決定日 | 4月9日(月) |
| 発行価格(ディスカウント率 ) | 1,540円(3.02％) |
| 受渡予定日 | 4月17日(火)～4月20日(金) |
| 受渡日 | 4月17日(火) |
| 受渡日始値（発行価格比） | 1,586円(+3.0%) |
| 調達資金の使途 | 借入金の返済 |
■幹事
| 証券会社名 | 割合 | |
| 主幹事 | 大和証券 | 60% |
| 幹事 | 25% | |
| 幹事 | みずほ証券 | 15% |
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■企業情報
| 事業内容 | 電子、電機、機械扱う独立系技術商社。電機・機械組み合わせによるエンジニアリング事業強化 |
| 信用/貸借 | 貸借 |
| 株主優待 | なし |
■投資指標
2018年3月30日時点
| 株価 | 1,891円 |
| 時価総額 | 273億円 |
| PER | 9.0倍 |
| PBR | 0.96倍 |
| 配当利回り | 1.59% |
■サンワテクノスのPO評価（管理人の参加について）
サンワテクノスが公募増資と自己株式の処分を発表しました。希薄化や株式需給の悪化が懸念されます。今年1月末の高値からすると3割以上下落しているところに、この発表は株主の方にはきついです。
POについては、やや小型株ですが貸借銘柄なので参加する予定です。
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