2018年3月2日(金)東証2部上場フマキラー （4998）が「自己株式の処分及び株式売出し」を発表しました。
フマキラーは、最大258万株の自己株式の処分を行い、金額にして56億円規模の資金調達を実施します。主幹事はみずほ証券。発行価格等決定日は3月12日(月)から3月14日(水)までのいずれかの日を予定しています。
調達した資金は、ASEAN 諸国で殺虫剤の製造販売業を行っていた会社並びにインドネシア共和国で殺虫剤の製造販売事業を手がけていた会社を子会社化及び完全子会社化する際に借り入れた借入金の返済資金、ミャンマーにおける現地生産及び販売を目的とした新会社（子会社）の設立に際しての出資金、ブレーンズ・パークにおける研究開発棟の建設及び生産設備資金に充当する予定です。
フマキラーは、本日売り禁となりました。（3月5日約定以降）
3月12日追記
処分価格は1株につき2,057円、受渡日は3月20日(火)に決まりました。
■公募・売出し（PO）情報
| 銘柄名 | フマキラー |
| コード番号 | 4998 |
| 上場市場 | 東証2部 |
| 新株発行 | 0株 |
| 自己株式の処分 | 2,250,000株 |
| 売出株数 | 0株 |
| OA売出 | 337,500株 |
| 合計 | 2,587,500株 |
| 希薄化 | 18.2% |
| 仮条件 | 4.0% ～6.0% ディスカウント |
| 発行価格決定日 | 3月12日(月)～3月14日(水)のいずれかの日に決定 |
| 条件決定日 | 3月12日(月) |
| 発行価格(ディスカウント率 ) | 2,057円(4.01％) |
| 受渡日 | 3月20日(火) |
| 受渡日始値（発行価格比） | 1,990円(-3.3%) |
| 調達資金の使途 | 借入金の返済資金 出資金 建設及び生産設備資金 |
■幹事
| 証券会社名 | 比率 | |
| 主幹事 | みずほ証券 | 80% |
| 幹事 | ＳＭＢＣ日興証券 | 10% |
| 幹事 | ひろぎん証券 | 10% |
3月5日追記
マネックス証券からも申し込み可能です。（BB期間3月9日（金）～）
■企業情報
| 事業内容 | 殺虫剤３位。園芸用品、花粉対策品も。新興国に積極進出。エステーと継続提携。 |
| 信用/貸借 | 貸借(売禁) |
| 株主優待 | あり フマキラー製品 |
■投資指標
2018年3月2日時点
| 株価 | 2,290円 |
| 時価総額 | 377億円 |
| PER | 21.5倍 |
| PBR | 3.10倍 |
| 配当利回り | 1.05％ |
■フマキラーのPO評価（管理人の参加について）
フマキラーが自己株式の処分を発表しました。希薄化率は20%弱と普通です。
POについては、貸借銘柄ですが早々に売禁となったため不参加の予定です。
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