2022年2月21日、東証1部上場特種東海製紙 (3708)が「株式の売出し」と「自己株式取得に係る事項の決定」を発表しました。
特種東海製紙は、170万株の売出し及び最大9.1万株のオーバーアロットメントによる売出しを実施します。2月21日の終値で計算すると、金額にして73億円規模の売出しです。
主幹事は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。売出価格等決定日は3月2日(水)から3月8日(火)までのいずれかの日を予定しています。
売出人は、三菱商事株式会社、大王製紙株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、レンゴー株式会社及び三菱UFJ信託銀行株式会社です。
なお、2月24日(火)~9月30日(金)までの期間を取得期間として150万株、67億円をそれぞれ上限として自己株式の取得を行うことを決定しています。
2月24日追記
自己株式の取得により売出株数が変更になりました。
1,707,500株→608,700株
3月2日追記
特種東海製紙の売出価格は1株につき3,104円に決まりました。
公募・売出し(PO)情報
銘柄名 | 特種東海製紙 |
---|---|
コード番号 | 3708 |
上場市場 | 東証1部 |
新株発行 | 0株 |
売出 | 608,700株 |
OA売出 | 91,300株 |
合計 | 700,000株 |
希薄化 | 0.0% |
売出株数の割合 | 5.2% |
仮条件 | 3.0% ~ 5.0% ディスカウント |
売出価格決定日 | 3月2日(水)~3月8日(火)のいずれかの日に決定 |
条件決定日 | 3月2日(水) |
売出価格(ディスカウント率 ) | 3,104円(3.00%) |
受渡予定日 | 売出価格等決定日の5営業日後の日。 |
受渡日 | 3月9日(水) |
受渡日始値(売出価格比) | 3,060円(-1.4%) |
幹事
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
※auカブコム証券からもお申し込みできます。(2月24日追記)
企業情報
事業内容 | 製紙メーカー |
---|---|
信用/貸借 | 貸借 |
株主優待 | 図書カードまたは自社グループ製品 |
投資指標
2022年2月21日時点
株価 | 4,105円 |
---|---|
時価総額 | 612億円 |
PER | 13.7倍 |
PBR | 0.72倍 |
配当利回り | 2.44% |
特種東海製紙のPO評価(管理人の参加について)
特種東海製紙が株式の売出しを発表しました。1株利益の希薄化はありませんが、株式需給の悪化が懸念されます。
POについては、貸借銘柄なので参加予定です。
関連記事>>貸借銘柄のPO(公募増資・売出)に参加する理由