2021年10月6日、東証1部上場日本郵政 (6178)が「株式の売出し」を発表しました。
日本郵政は、国内外で10億2,747万株の売出しを実施します。10月6日の終値で計算すると、金額にして9,520億円規模の売出しです。
国内の主幹事は大和証券、みずほ証券、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガン証券及びSMBC日興証券です。売出価格等決定日は10月25日(月)から10月27日(水)までのいずれかの日を予定しています。
売出人は財務大臣です。
なお、売出しに伴う株式需給への影響を勘案して、自己株式の取得を決定しました。
受渡日の翌営業日から2022年4月28日(木)までの間に、1.3億株(発行済株式総数(自己株式を除く。)に対する割合 3.5%)1,000億円をそれぞれ上限として市場買い付けを行います。
10月25日追記
日本郵政の売出価格は、1株につき820.6円(割引率2.01%)に決まりました。
公募・売出し(PO)情報
銘柄名 | 日本郵政 |
---|---|
コード番号 | 6178 |
上場市場 | 東証1部 |
新株発行 | 0株 |
売出 | 1,027,477,400株 |
国内 | 770,608,100株 |
海外 | 256,869,300株 |
OA売出 | 0株 |
合計 | 1,027,477,400株 |
希薄化 | 0.0% |
売出株数の割合 | 27.3% |
仮条件 | 2.0% ~ 4.0% ディスカウント |
売出価格決定日 | 10月25日(月)~10月27日(水)のいずれかの日に決定 |
条件決定日 | 10月25日(月) |
売出価格(ディスカウント率 ) | 820.6円(2.01%) |
受渡予定日 | 10月29日(金)~11月7日(火)のいずれかの日 |
受渡日 | 10月29日(金) |
受渡日始値(売出価格比) | 870円(+6.0%) |
国内幹事
証券会社名 | |
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共同主幹事 | 大和証券 |
共同主幹事 | みずほ証券 |
共同主幹事 | ゴールドマン・サックス証券 |
共同主幹事 | JPモルガン証券 |
共同主幹事 | SMBC日興証券 |
引受人 | 野村證券 |
引受人 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
引受人 | 岡三証券 |
引受人 | 東海東京証券 |
引受人 | SBI証券 |
引受人 | 他 多数 |
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企業情報
事業内容 | 日本郵便株式会社・株式会社ゆうちょ銀行・株式会社かんぽ生命保険などからなる日本郵政グループの持株会社 |
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信用/貸借 | 貸借 |
株主優待 | なし |
投資指標
2021年10月6日時点
株価 | 926.6円 |
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時価総額 | 3兆4,913億円 |
PER | 10.3倍 |
PBR | 0.26倍 |
配当利回り | 5.40% |
過去の結果
受渡日 | 発行・売出価格 | 受渡日の始値 | 騰落率 |
---|---|---|---|
2017年9月29日 | 1,322円 | 1,309円 | ※+0.9% |
※配当分考慮
【PO】日本郵政 (6178)が株式の売出しを発表!
平成29年9月11日(月)東証1部上場日本郵政 (6178)が「株式の売出し」を発表しました。 日本郵政は、国内及び海外にむけてOA含め9億9009万株の売出しを行います。金額にして1.3兆円規模の売出です。国内の売出し株数は、全体の80%
日本郵政のPO評価(管理人の参加について)
事前報道通り日本郵政が株式の売出しを発表しました。株式需給の悪化が懸念されます。
政府が日本郵政株を1兆円規模で売却へ、10月中に-関係者 (ブルームバーグの記事 9/28)
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