2021年2月17日、東証1部上場日本空港ビルデング (9706)が「新株式発行及び自己株式の処分並びに株式売出し」を発表しました。
日本空港ビルデングは、国内外で750万株の公募増資及び324万株の自己株式の処分並びに最大125万株のオーバーアロットメントによる売出しに伴う第三者割当増資を行い、614億円規模の資金調達を実施します。主幹事は野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券及びみずほ証券です。発行価格等決定日は3月1日(月)から3月3日(水)までのいずれかの日を予定しています。
調達した資金は、アフターコロナを見据えた羽田空港の機能向上のための設備投資資金に充当する予定です。
3月1日追記
日本空港ビルデングの発行価格は1株当たり4,966円 (割引率3.01%)、受渡日は3月8日(月)に決まりました。
新株発行750万株のうち、420万株が国内募集となっています。
新株発行国内 5,107,900株→4,207,900株
公募・売出し(PO)情報
銘柄名 | 日本空港ビルデング |
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コード番号 | 9706 |
上場市場 | 東証1部 |
新株発行 | 7,507,900株 |
国内 | 4,207,900株 |
自己株式の処分 | 3,240,000株 |
OA売出 | 1,252,100株 |
合計 | 12,000,000株 |
希薄化 | 12.9% |
売出株数の割合 | 0.0% |
仮条件 | 3.0% ~ 6.0% ディスカウント |
発行価格決定日 | 3月1日(月)~3月3日(水)のいずれかの日に決定 |
条件決定日 | 3月1日(月) |
発行価格(ディスカウント率 ) | 4,966円(3.01%) |
受渡予定日 | 3月8日(月)~3月10日(水)のいずれかの日 |
受渡日 | 3月8日(月) |
受渡日始値(発行価格比) | 5,050円(+1.7%) |
幹事
証券会社名 | |
主幹事 | 野村證券 |
主幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
主幹事 | みずほ証券 |
引受人 | SMBC日興証券 |
引受人 | 大和証券 |
企業情報
事業内容 | 羽田空港国内・国際ターミナルビルの家主 |
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信用/貸借 | 貸借 |
株主優待 | 優待券等 |
投資指標
2021年2月17日時点
株価 | 5,420円 |
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時価総額 | 4,578億円 |
PER | -倍 |
PBR | 3.39倍 |
配当利回り | -% |
日本空港ビルデングのPO評価(管理人の参加について)
日本空港ビルデングが公募増資を発表しました。1株利益の希薄化や株式需給の悪化が懸念されます。
POについては、大型の貸借銘柄なので参加の予定です。
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