2020年9月29日、東証JASDAQ上場モーニングスター (4765)が「新株式発行及び自己株式の処分並びに株式売出し」を発表しました。
モーニングスターは、570万株の公募増資及び108万株の自己株式の処分を行い、金額にして28億円規模の資金調達を実施します。同時に、Morningstar, Inc.及びSBIグローバルアセットマネジメント株式会社を売出人として、550万株の売出し及び最大184万株のオーバーアロットメントによる売出しを行います。9月29日の終値で計算すると金額にして34億円規模の売出しです。主幹事は大和証券及びSBI証券です。発行価格等決定日は10月7日(水)から10月12日(月)までのいずれかの日を予定しています。
調達した資金は、短期借入金の返済資金、子会社への投融資資金、ソフトウェアの設備投資資金に充当する予定であります。
また、モーニングスターは、株式会社東京証券取引所の承認を受け、10月19日をもちまして、当社株式の上場市場が東京証券取引所 JASDAQ 市場から東京証券取引所本則市場へ市場変更されることとなりました。
10月7日追記
モーニングスターの発行価格は1株当たり462円 (割引率4.15%)、受渡日は10月19日(月)、市場変更先は東証1部に決まりました。
公募・売出し(PO)情報
銘柄名 | モーニングスター |
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コード番号 | 4765 |
上場市場 | 東証JASDAQ⇒東証1部 |
新株発行 | 5,700,000株 |
自己株式の処分 | 1,081,000株 |
売出 | 5,500,000株 |
OA売出 | 1,841,000株 |
合計 | 14,122,000株 |
希薄化 | 8.2% |
売出株数の割合 | 8.8% |
仮条件 | 4.0% ~ 6.0% ディスカウント |
発行価格決定日 | 10月7日(水)~10月12日(月)のいずれかの日に決定 |
条件決定日 | 10月7日(水) |
発行価格(ディスカウント率 ) | 462円(4.15%) |
受渡日 | 10月19日(月) |
受渡日始値(発行価格比) | 425円(-8.0%) |
売出人 | Morningstar, Inc. 3,850,000 株 |
SBIグローバルアセットマネジメント株式会社 1,650,000 株 |
幹事
証券会社名 | 引受株数 | |
主幹事 | 大和証券 | 9,209,600株 |
主幹事 | SBI証券 | 4,912,400株 |
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企業情報
事業内容 | 投資信託データ販売と投信運用、セミナーが3本柱。株式新聞も展開。米国運用会社を子会社化 |
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信用/貸借 | 貸借(売り禁) |
株主優待 | 自社サービス無料購読クーポン(「株式新聞」ウェブ版)、仮想通貨「XRP」 |
投資指標
2020年9月29日時点
株価 | 465円 |
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時価総額 | 390億円 |
PER | -倍 |
PBR | 4.43倍 |
配当利回り | -% |
モーニングスターのPO評価(管理人の参加について)
モーニングスターが公募増資及び株式の売出しを発表しました。1株利益の希薄化や株式需給の悪化が懸念されます。
本則市場への市場変更については、好感されそうです。
POについては、貸借銘柄ですが売り禁なので不参加の予定です。SBI証券では、PO銘柄購入でIPOチャレンジポイントプレゼントキャンペーン実施中です。
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