2018年11月8日(木)東証REIT上場阪急阪神リート投資法人(8977)が「新投資口発行及び投資口売出し」を発表しました。
阪急阪神リート投資法人は、54,000口の公募増資及びオーバーアロットメントによる売出しに伴う最大2,700口の第三者割当による新投資口発行を行い、金額にして74億円規模の資金調達を実施します。主幹事は野村證券、SMBC日興証券及びみずほ証券です。発行価格等は2018年11月19日(月) から2018年11月21日(水)までのいずれかの日に決定する予定です。
調達した資金は、「グランフロント大阪(うめきた広場・南館)(共有持分4.9%相当)」及び「グランフロント大阪(北館)(共有持分4.9%相当)」の取得資金に充当します。
11月19日追記
阪急阪神リート投資法人の発行価格は1口当たり137,377円、受渡日は12月4日(火)に決まりました。
■公募・売出し(PO)情報
銘柄名 | 阪急阪神リート投資法人 |
コード番号 | 8977 |
上場市場 | 東証(REIT) |
新株発行 | 54,000口 |
売出株数 | 0株 |
OA売出 | 2,700口 |
合計 | 56,700口 |
仮条件 | 2.5% ~ 5.0% ディスカウント |
発行・売出価格決定日 | 11月19日(月)~11月21日(水)のいずれかの日に決定 |
条件決定日 | 11月19日(月) |
発行・売出価格(ディスカウント率) | 137,377円(2.50%) |
受渡予定日 | 12月4日(火) |
受渡日 | 12月4日(火) |
受渡日始値(発行価格比) | 144,700円(+5.3%) |
調達資金の使途 | 新たな特定資産の取得資金に充当 |
■幹事
共同主幹事 | 野村證券 |
共同主幹事 | SMBC日興証券 |
共同主幹事 | みずほ証券 |
引受人 | 大和証券 |
引受人 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
auカブコム証券からも申込可能となりました。(11月13日追記)
■企業情報
特徴 | 総合型 |
スポンサー | 阪急阪神ホールディングスグループ |
格付 | AA- 日本格付研究所(JCR) A+ 格付投資情報センター(R&I) |
信用/貸借 | 信用 |
■投資指標
2018年11月8日時点
株価 | 143,600円 |
時価総額 | 916億円 |
1口当たり分配金(年間) | 6,240円 |
分配金利回り(年間) | 4.35% |
■過去の結果
受渡日 | 発行価格 | 受渡日始値 | 騰落率 |
2018年2月14日 | 128,115円 | 128,700円 | +0.5% |
2014年6月3日 | 532,057円 | 544,000円 | +2.2% |
2013年6月19日 | 469,462円 | 477,000円 | +1.6% |
2014年12月に1対5の投資口の分割を実施。
参考記事>>2018年1月25日(木)東証REIT上場阪急リート投資法人(8977)が「新投資口発行及び投資口売出し」を発表しました。
■阪急阪神リート投資法人のPO評価(管理人の参加について)
阪急阪神リート投資法人が公募増資を発表しました。公募増資を実施するのは今年2度目です。
阪急リート投資法人は、商業用施設、事務所用施設及び複合施設に投資を行う総合型リートです。関西圏への投資が7割程度を占めているのが特徴です。分配金利回りは、4.3%とリートの中では平均的な利回りです。
POについては、信用銘柄ですが過去の結果は悪くなく、高い格付けも取得しているので参加予定です。
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