【PO】ダイフク (6383)が公募増資及び自己株式の処分並びに株式の売出しを発表!

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2017年11月22日(水)東証1部上場ダイフク (6383)が「新株式発行及び自己株式の処分並びに株式売出し」を発表しました。

ダイフクは、OA含めて400万株の新株発行及び自己株式の処分により、金額にして224億円規模の資金調達を行います。主幹事はみずほ証券及び野村證券です。発行価格等は12月5日(火) から12月11日(月)までのいずれかの日に決定する予定です。

調達した資金は、本社(大阪市)の老朽化への対応と設計力及びソフトウェア開発力の強化を目的とした新事務棟の建設・設備投資等、主力工場である滋賀事業所等への更新投資、生産能力の維持・向上のため製造設備への投資、本社及び国内拠点の業務効率化のためソフトウェア更新投資等、米国事業拡大のため工場建設・製造設備・建物付属設備・ソフトウェア更新投資に充当し、残額は借入金の返済資金に充当する予定です。

12月5日追記
発行価格は1株につき5,858円 、受渡日は12月13日(水)に決まりました。

■公募・売出し(PO)情報

銘柄名ダイフク
コード番号6383
上場市場東証1部
新株発行2,480,000株
自己株式の処分1,000,000株
売出株数0株
OA売出520,000株
合計4,000,000株
希薄化3.3%
仮条件3.0% ~5.0% ディスカウント
発行価格決定日12月5日(火)~12月11日(月)のいずれかの日に決定
条件決定日12月5日(火)
発行価格(ディスカウント率 )5,858円(3.01%)
受渡日12月13日(水)
受渡日始値(発行価格比)5,900円(+0.7%)
調達資金の使途本社新事務棟の建設・設備投資
主力工場である滋賀事業所等への更新投資、生産能力の維持・向上のための投資
本社及び国内拠点の業務効率化のためソフトウェア更新投資
米国事業拡大のための投資
借入金の返済資金

■幹事

証券会社名引受株式数
主幹事みずほ証券1,305,000株
主幹事野村證券1,305,000株
幹事SMBC日興証券348,000株
幹事三菱UFJモルガン・スタンレー証券348,000株
幹事大和証券174,000株

■企業情報

事業内容保管・搬送システム世界首位級。立体自動倉庫首位。
信用/貸借貸借
株主優待なし

■投資指標

2017年11月22日時点

株価6,410円
時価総額7,923億円
PER30.0倍
PBR5.23倍
配当利回り0.97%

■直近3年間に行われた公募増資の結果

直近3年間に公募増資は行われていません。

■ダイフクのPO評価(管理人の参加について)

ダイフクが公募増資を発表しました。希薄化率は小さく、最近の出来高からすると3~4日分の規模なので需給面での懸念もさほどありません。調達した資金の一部は、最近の受注増に対応するための設備投資に使われるため前向きな評価もできそうです。

株価は、業績好調で年初から3倍近くに上昇し、現在も年初来高値圏にあります。

指標面では、成長性の高さが評価されているためPER、PBRともに割高です。グロース株としての位置付けです。

POについては、時価総額も大きく貸借銘柄なので参加予定です。

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